ことば音楽療法とは

言葉に問題を抱えておられるお子さんの発語を促し  学力の向上、コミュニケーション能力の向上、社会的自立につなげる音楽療育です。
名古屋で小・中学校教師を勤めた堀田喜久男氏が、抑揚をベースにメロディを乗せたもので、言葉の習得と発達を促す上で効果を上げた活動をメッソドとして体系づけたものです。
 

ことば音楽療法は、発語から知育までの療育が可能な指導法です!!

ことばの療育を早期に開始し、毎日少しずつことば(発語)の療育を繰り返し実践することで、言葉が積み重なっていきます。
特に、幼児期から学童期が大変重要になります。
様々なセッションを、わらべうたの抑揚「ラ,ソ,ミ」にのせ、楽しみながら反復して継続することで、体得されていきます。
※特性によっては、長い期間かかることがあります。

ことば音楽療法セッション紹介 (一例)

母音の発声

三・三・七拍子のリズムに乗せて発音を促します。
まずは発音しやすい音から始め、徐々に1音の発音を増やしていきます。

2文字言葉の歌

絵カードを見て言葉のイメージを持続させながら、三・三・七拍子のリズムに乗せ、言葉と文字のつながりを自然に感じ取りやすいように工夫しています。
特性によっては、聴覚より視覚を働かせて物事を判断するので、絵カードはとても有用です。



マラカスの歌
具体物の名称を理解し発語につなげていきます。
同種の玩具などの具体物を打ち付けあいながら、三・三・七拍子のリズムに乗せてその名称で歌います。
お子さんの興味のある食べ物・動物・アニメのキャラクターの玩具を使用し、名称理解も促します。

オノマトペカード

オノマトペは様子・動作・感情などを簡潔的に表現し、情景をより感覚的に表現させることのできる方法です。発音しやすく(繰り返しが多い)イメージしやすいので、効果的に使うことができ、言葉を増やすには効果的です。

上記の他にも、体の部位の歌、数字の歌、絵本
リトミック的な活動等々
実態に応じたアプローチをしていきます。
いずれも、根気よく少しずつ積み重ねていくことにより効果が期待されます。
焦らずゆっくりと、お子さんに寄り添ったセッションを心がけています。


※えみふる音楽教室は
「ことば音楽療法認定教室」となっています。

ことば音楽療法

一般社団法人 発達支援協会
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